肥後ハウスの家づくり
日本では、世界中から輸入される安い外材に圧倒され木材価格は低迷し、手入れをしても採算が合わず、人工林は放置され、国内では、木材需要の80%以上を世界中からかき集める外材に依存しています。
目先の採算が取れず自国の森林には手をかけない。
高度成長期、日本の森林に植えられた杉や檜は、その山のほとんどが現在手をかけられず、土砂災害など様々な人工災害を招いています。
これまでの日本は、こうした悪循環に陥ってきています。
こうした環境の中で、これまで、当社が取り組んできた「熊本が世界に誇る、“植木温泉”がある家」「熊本の“木”の家造り」の輪もゆっくりですが、確実に少しづつ広がっています。
これから、日本の無垢材を多用している肥後ハウスの家造りの木の構造を、伊知坊温泉団地のモデルハウスの写真を参照しながら、基礎から棟上げまで工程で順を追って説明します。
基礎造り~土台敷き
肥後ハウスの基礎の形状は、最終的には地盤調査後に決定しますが、最近はベタ基礎工法で施することが多くなってきています。
基礎の通風口は開けず、基礎と土台の間に基礎パッキンを入れてその隙間から通風させることにより、通風口を開けた場合より約1.5倍の換気効率が取れます。
また、後で大引が反った場合にでも調整できるよう、プラ束を採用しています。
基礎の通風口は開けず、基礎と土台の間に基礎パッキンを入れてその隙間から通風させることにより、通風口を開けた場合より約1.5倍の換気効率が取れます。
また、後で大引が反った場合にでも調整できるよう、プラ束を採用しています。
日本の伝統、『木造軸組在来工法』
基礎が完成し、土台が敷き終わったらいよいよ棟上げです。
棟上げは、4~5人の大工さんで1~2日かけて構造体を組み立てていく作業になります。クレーン車を使っての高所での作業や未完成の屋根の上での作業には細心の注意を払い、作業していきます。
無事に棟が上がり、屋根の野地板(下地材)を敷く作業に取り掛かります。
棟上げは、4~5人の大工さんで1~2日かけて構造体を組み立てていく作業になります。クレーン車を使っての高所での作業や未完成の屋根の上での作業には細心の注意を払い、作業していきます。
無事に棟が上がり、屋根の野地板(下地材)を敷く作業に取り掛かります。
陶器瓦葺き
写真は、屋根の瓦工事完了後です。
これから、しばらく棟梁が外回りからコツコツと造っていきます。
肥後ハウスでは、常時4組の棟梁が家を造っており、長い人では30年以上、短い人でも10年以上、肥後ハウスの日本の木を多用した家を造り続けています。
これから、しばらく棟梁が外回りからコツコツと造っていきます。
肥後ハウスでは、常時4組の棟梁が家を造っており、長い人では30年以上、短い人でも10年以上、肥後ハウスの日本の木を多用した家を造り続けています。
肥後ハウスの使命
肥後ハウスは「伊和坊温泉団地」の区画開発に取り組んでおります。
現在も、多くのお客様から「植木温泉がついている家を建てたい」とのご注文をいただき、日本伝統の木・温泉を使った家造りに、全力を投じています。今後ともこの活動を通じて、熊本の森林環境の保全を図り、国産材を有効活用すると同時に、植木町が世界に誇る植木温泉とともに、お客様に安全な家を提供することにつとめてまいります。
子孫に豊かな山、安全な水資源を残すことにつながる、「肥後ハウスの家造り」へのご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。